「山羊の飼養管理講習会」 講師:(独)家畜改良センター茨城牧場長野支場 岡部 健太郎 先生 事前に参加者から内容についてアンケートを取り、希望の多かった繁殖について講義していただきました。 繁殖を成功させるには、妊娠前、妊娠中の雌山羊の栄養管理や扱い方はもちろんのこと、雄山羊の飼養管理も重要なのですね。 参加者は熱心に講義を聴き、積極的に質問をしていました。 |
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会場内には、山羊の飼養管理(削蹄、除角、人工授精)に関するポスターも展示されており、熱心にポスターを読む人の姿が見られました。 |
今回の会場はこちら、庄原市ふれあいセンターです。 台風の影響もあり、天候が心配されましたが、無事秋晴れのもと開催することができました。 |
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会場入り口に設置されたサミット参加者をお迎えする、特大ポスターです。 山羊の、どアップ写真が印象的ですね。 |
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基調講演 「アジア在来ヤギの多様性とその課題」 広島大学名誉教授 山本 義雄 先生 世界中で飼養されている家畜ヤギのルーツと伝搬経路から、アジアの在来ヤギの多様性について貴重な写真を交えてお話いただきました。 |
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事例報告・話題提供 「小学校教育における不登校児童の解消と子供たちの感性醸成」 広島県呉市立白岳小学校教諭 菅原 常司 氏 小学校でのヤギの飼育、ヤギとの触れ合いを通して不登校児童の解消に成功した事例をお話いただきました。 |
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事例報告・話題提供 「観光市町村構想におけるヤギ飼育による地域貢献」 きらら牧場 下原 三千就 氏 国内外から多くの研修生を受け入れ、ヤギとの触れ合いを通して動物を愛しむ心の醸成、癒しの提供の実践についてお話いただきました。 |
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事例報告・話題提供 「6次産業化にむけたヤギ飼養の展開」 メイちゃん農場 大下 哲治 氏 山羊乳の生産・加工・販売という6次産業化をめざし、準備から各機関とのやりとりなど自身の体験談を分かりやすくお話いただきました。 |
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事例報告・話題提供 「ヤギとのふれあいによる酪農ファームの取組み」 伊藤牧場 伊藤 篤男 氏 酪農ファームとして地域内外の子ども達への牛・ヤギとの触れ合い活動に取り組んだ中で感じたことについてお話いただきました。 |
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事例報告・話題提供 「地域とともに歩むヤギ飼育と販売戦略」 株式会社きらり 吉良 英紀 氏 ヤギの飼育を通して耕作放棄地の除草、山羊乳製品の加工販売、障害者雇用等を行い、地域の活性化を図る取り組みについてお話いただきました。 |
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事例報告・話題提供 「山羊と山地酪農」 三良坂フロマージュ 松原 正典 氏 自身が開墾した山でヤギを放牧し、穀物は与えず牧草、野草、季節の木の実等を食べたヤギから搾った乳でチーズを加工し販売する山地酪農についてお話いただきました。 |
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事例報告・話題提供 「産業としてのヤギ飼養の展開」 ルーラルカプリ農場 小林 真人 氏 ヤギの飼育、山羊乳の加工販売を通して障害者の就労を支援する活動、イタリア料理店と山羊乳製品のコラボレーションについてお話いただきました。 |
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事例報告・話題提供 「山羊の飼養衛生管理について」 広島県北部畜産事務所 上川 真希佳 氏 ヤギを飼養するうえで、注意するべき衛生管理について家畜防疫の観点からお話いただきました。 |
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総合討論 講演・発表を終えたパネリストが参加者からの質問に答えます。たくさんの質問が寄せられ、参加者の関心の高さがうかがえました。 |
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おまけ サミットの夜には、毎回懇親会が開かれます。影のサミットのメインイベントと噂されるほど、毎回大変な盛り上がりを見せています。 今回の懇親会では、国内から集められた山羊乳チーズの試食があり、参加者の舌を喜ばせました。今回提供されたチーズの紹介はコチラ チーズのページへ |
広島県立総合技術研究所畜産技術センターへやってきました。さっそく電気牧柵を利用して斜面に放牧されている山羊を発見!山羊は小面積や傾斜地でも放牧することができるので、利用性が高いですね。 中央の山羊が何やら不穏な動きをしていますね・・・カメラさん寄ってください! |
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どうやら木の幹をかじっているようです。もう1頭も寄ってきました。草がいっぱいあるんだから、そっちを食べてくれればいいのに、山羊は木の葉や樹皮も好きなようです。 | |
山羊の電気牧柵への馴致と放牧に関するポスターが展示されていました。電気牧柵を初めて山羊に使用する時は、最初に馴致(電気牧柵に慣らす)することが大事です。 ちなみに、ポスターの山羊、よく見ると広島弁を話しています!広島の山羊は、広島弁なんですね〜 「放牧の馴致は2日間ありゃ〜できるでぇ」だそうです。 |
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電気柵メーカーのサージミヤワキ株式会社による、電気牧柵設置のデモンストレーションがありました。写真は一人でも手軽に設置できるスマートフェンスの紹介をしているところです。軽量で持ち運びやすく、ポールを刺していくだけで牧柵の設置が数分で出来ました。小面積を移動しながら放牧する山羊に向いている牧柵ではないでしょうか。 | |
事前講習会に引き続き、(独)家畜改良センター茨城牧場長野支場による人工授精と削蹄のデモンストレーションがありました。カメラ片手に説明を聞く参加者の姿が多く見られます。 | |
削蹄に使うハサミの事やどのくらい切るのかなど、参加者からの質問が飛び交いました。正しい削蹄は山羊の健康管理の基本でもあるので、ぜひ削蹄をマスターしてほしいと、一つ一つの質問に回答していました。 | |
畜産技術センターの施設を見学しました。先進的な施設が多くある中、参加者の関心を最も集めたのは右の搾乳ロボットではないでしょうか。牛が搾ってほしくなると自分でやってきて、個体別に登録された量の飼料を食べている間に、ロボットが搾乳をします。技術は日々進歩、ですね。 |
2012年10月7〜8日の2日間、神奈川県で第14回全国山羊サミットin神奈川を開催しました!
年に一度の「山羊の祭典」ということもあり、県内の方はもちろん、遠方からも多くの方にお越しいただき、参加者153名とたいへん賑やかな大会となりました。
今回のテーマは『都市近郊における山羊の活用』です。山羊は都市近郊や里山地域に拡大する耕作放棄地や未利用地の草を管理利用しながら、増大するばかりのイノシシなどの獣害対策としても有効性が認められています。また山羊のいる環境はそこに住み、そこを訪ねてくる人たちの憩いの場にもなっています。今回の大会では、そんな山羊の持つ多面的なパワーを知ることができました。
大会1日目は、神奈川県足柄上郡松田町の松田町民文化センターにおいて、国内外の山羊関係者の講演会がありました。また2日目は、秦野市内で山羊を繋留放牧し耕作放棄地の除草試験を行っている場所を見学しました。
(一部大会要旨集から抜粋)
今大会のイメージ山羊さんです。 会場案内のポスターをはじめ、大会要旨集を華やかに彩りました。 |
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会場には、神奈川県西地域で草刈り活動をしている山羊(草刈り大好きもぐもぐ隊)の紹介ポスターや人工授精技術を紹介するポスターなどが展示されていました。 また、山羊乳チーズの製造機器の展示や山羊関連書籍の販売なども行われ、参加者の興味をひいていました。 |
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会場入り口では山羊が参加者をお出迎えしていました。 ちなみに頭についているのは、角カバーのボールのようです。アイデアですね〜 |
基調講演 「何故ヤギなのかー特に国防的観点から」 アジア山羊の会会長(台湾) 藩 英仁先生 食糧としての山羊を国内に確保(飼育)しておくことの重要性についてお話いただきました。 |
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基調講演 「韓国における乳山羊飼育現況および地域別特性」 江原大学獣医学部教授(韓国) 金 天浩先生 日本とよく似た流れを示す韓国乳用山羊生産の変遷と飼育現況をお話いただきました。 |
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事例報告・話題提供 「山羊繋留放牧の効果検証」 秦野市菖蒲地区農村景観保存会 矢口 敏郎 氏 秦野市で行われている山羊の放牧事業と山羊の繋留放牧の効果についてお話いただきました。 |
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事例報告・話題提供 「ヤギ周年放牧飼育における放牧地内での放射性物質の循環と偏在化(予報)」 茨城大学農学部准教授 安江 健 氏 放牧地内の放射性物質(セシウム)が放牧によりどう動くかを調査し、これからの放射性物質の省力的・効果的な除染の可能性についてお話いただきました。 |
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事例報告・話題提供 「モンゴルウランバートル市郊外における山羊の乳・肉利用」 東京学芸大学研究員 苗川 博史 氏 モンゴルにおける遊牧民の生活の変化とそれに伴う山羊生産の移り変わりについてお話いただきました。 |
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事例報告・話題提供 「山羊を利用した自然環境教育的プログラムの実践」 いわき動物介在教育研究所所長 鈴木 茂洋 氏 山羊とのふれあいを通じて、山羊の持つ「癒し効果」と「教育力」を実践している活動についてご紹介いただきました。 |
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事例報告・話題提供 「社会と環境を結ぶヤギの役割〜フィジーと串間での取り組みを通して」 串間でヤギの会会長 日下 英子 氏 フィジーでの青年海外協力隊活動や宮崎県串間市での山羊を放牧することによる景観改善活動についてご紹介いただきました。 |
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総合討論 山羊サミット参加者から寄せられた質問に、パネリストが回答しました。 |
果樹園と畑に囲まれた、のどかな田園地帯です。さて、山羊はどこにいるのでしょうか? | |
・・・いました! 雨宿りができる立派な小屋を作ってもらっているようです。 |
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この山羊の名前は「しろ」くんのようです。 名前は近くの幼稚園の子たちが考えてくれたそうです。 現地見学会の参加者は山羊とのふれあいを楽しみました。 |
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サプライズで、山羊の削蹄講習会が始まりました。皆さん熱心に削蹄の様子を見学していました。 |
全国山羊ネットワーク
(Japan Goat Network)
【事務局】
〒486-0804
愛知県春日井市鷹来町菱ヶ池4311-2
名城大学農学部附属農場フィールド生産科学研究室(畜産)
林 義明 気付
Eメール:
jgoatnetmail@gmail.com
(注:迷惑メール防止の為、@が全角となっております。入力の際には半角で入力してください)
(電話:0568-41-8838 電話は研究室に存在するため、対応できないことがあります。Eメールでのご連絡を推奨します。)
※当ネットワーク事務局は名城大学農学部附属農場内に所在するのみであり、同農場とは直接関係ございませんので、当ネットワークに関して同大学、学部および農場に問い合わせることがないようお願いいたします。
【Secretariat】
Yoshiaki Hayashi Ph.D.
Laboratory of Plant and Animal Science (Livestock Production)
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Email: jgoatnetmail@gmail.com (The at sign [@] is shown by a full-width
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(Tel.: +81-568-41-8838)