全国山羊ネットワークは、山羊やその生産物に興味のある方々の集まりです。
山羊を飼っている・いないに関わらず個々の山羊に関する情報を交換し合い、我が国における山羊の振興を図ることを目的としています。
設立までの経緯
山羊に関心を寄せる人々が一堂に会して情報を交換し、山羊の復権に向けてのシンポジウムを開催してはどうかということで、1998年5月15日に山羊サミット開催のための実行委員会が結成されました。
その年の10月2〜3日に第一回の全国山羊サミットが宮崎県北諸県郡山之口町(現在は都城市)で開かれ、“人の暮らしと山羊との関わりを考える”をテーマとして山羊を飼うことの意義、山羊乳の健康食品としての価値、雑草管理における利用、商品生産と自給生産の併存の重要性、山羊による教育効果など多面的な機能が語られました。
そして、これを機に全国の組織化を図ろうという意見が提起され、毎年このようなサミットを開いて、山羊に関する情報交換の場にしようということになりました。翌年に沖縄市で開催された第2回サミットにおいて全国山羊ネットワーク設立総会が開かれ、正式に当ネットワークが発足しました。
全国山羊サミットの開催状況についてはコチラ
●全国山羊ネットワーク規約
1.本会は山羊を愛し、日本の山羊振興を図ることを目的とし、その名称は「全国山羊ネットワーク」とする。
2.本会の目的を達成するために次の事業を行う。
@情報交換と経験交流を行うため、年1回の山羊サミットを開催する。
A会報「ヤギの友」を随時発行する。
B必要に応じて研修を実施する。
3.会員は原則として個人加入とするが、場合によっては団体加入も認める。
4.会費は年間で個人会員3,000円、団体10,000円とし、前納を原則とする。
ただし、会費滞納が3年経過した時点で自然退会とする。
5.本会に世話人会を置く。
@世話人会は代表、副代表、世話人、事務局および監事で構成する。
A世話人の任期は2年とし、再任は妨げない。
B世話人は総会において会員より選任し、代表、副代表、事務局長および監事は世話人より互選する。
6.本会は年1回総会を開く。前5のBで選出された世話人は総会において決定する。
7.各県には県組織を置くことが出来る。
8.本会の事業年度は毎年4月1日から翌年3月31日までとする。
9.本会の所在地兼事務局は 〒486-0804 愛知県春日井市鷹来町菱ヶ池4311-2 名城大学農学部附属農場フィ
ールド生産科学研究室(畜産)に置き、事務局長は会計を兼務する。
10.議決を要する事項について、決定を急ぐ必要がある場合には、代表はこれを専決事項とすることができ
る。
なお、専決事項は代表、副代表および事務局長の合意による(専決事項とは「山羊生産振興に係る緊急的な
調査を必要とする場合」または「山羊生産振興に係る最新情報を提供するための講習会、実習をする場合」
とする)。
11.前10条の専決事項を遂行した場合には、次回の総会で事後報告する。
附則 本ネットワークは、1999年6月19日に設立し、この申し合わせ事項は、同日から施行する。
附則 この申し合わせ事項は、2003年9月27日から施行する。
附則 この申し合わせ事項は、2005年9月18日から施行する。
附則 この申し合わせ事項は、2017年11月4日から施行する。
附則 全国山羊ネットワーク申し合わせを全国山羊ネットワーク規約に変更し、2018年1月15日から施行
する。
附則 この規約は、2019年11月23日から施行する。
附則 この規約は、2022年6月8日から施行する。
2003年9月27日一部改正
2005年9月18日一部改正
2017年11月4日一部改正
2018年1月15日一部改正
2019年11月23日一部改正
2022年6月8日一部改正
●全国山羊ネットワーク2023・2024年度世話人
世話人:
青戸貞夫(島根県、元島根県農業技術センター)、安部直重(和歌山県、元玉川大学)、今井明夫(新潟県、新潟県ヤギネットワーク)、大久保誠(鹿児島県、会員)、 岡部健太郎(東京都、農林水産省畜産局畜産振興課)、小川人士(東京都、玉川大学)、柿原秀俊(島根県、農業・食品産業技術総合研究機構西日本農業研究センター)、狩野弘生(愛知県、会員)、 川原哲郎(鹿児島県、飼育者)、北川政幸(京都府、元京都大学)、木村憲一(大分県、木村山羊牧場)、小林信一(静岡県、静岡県立農林環境専門職大学短大)、斉藤真(北海道、(株)キサラファーム 十勝千年の森)、新出昭吾(広島県、(一社)日本草地畜産種子協会)、橋雄幸(栃木県、(株)デーリィーファーム富士山)、谷口知央(愛知県、愛知ヨーク(株))、 飛岡久弥(熊本県、元東海大学)、中西良孝(福岡県、元鹿児島大学)、羽鳥和吉(東京都、(公社)畜産技術協会)、林義明(愛知県、名城大学)、林田まき (神奈川県、東京農業大学)、三原茂(東京都、チーズプロフェッショナル協会)、宮城正男(沖縄県、沖縄山羊普及発展友の会)、 宮脇豊(東京都、(株)サージミヤワキ)、安江健(茨城県、茨城大学)、山根麻衣(広島県、元(独)家畜改良センター茨城牧場長野支場)、八代田真人(岐阜県、岐阜大学)、渡辺祥二(岐阜県、農業生産法人(有)フルージック)
以上28名(五十音順)
代 表:中西良孝
副代表:安部直重・新出昭吾・青戸貞夫
監 事:狩野弘生・谷口知央
所在地兼事務局 〒486-0804
愛知県春日井市鷹来町菱ヶ池4311-2
名城大学農学部附属農場フィールド生産科学研究室(畜産)
林 義明 気付
Eメール:jgoatnetmail@gmail.com
迷惑メール防止の為、@が全角となっております。入力の際には半角で入力してください。
ホームページ:http://japangoat.web.fc2.com/
事務局長:林 義明
事務局員:西澤誠人・林田まき・山根麻衣
♪新規会員の入会案内等にお使いください♪
全国山羊ネットワーク規約、2023・2024年度世話人名簿(Wordファイル)
●全国山羊ネットワーク組織図
これからの方向
山羊を生産のためだけの家畜という風に限定せず、役用家畜、伴侶動物、実験動物など汎用家畜として位置づけて山羊の価値をアピールしたいと思っています。
山羊にはまだまだ未知の利用価値があるものと考え、当ネットワークを通じて情報交換し、農業技術、研究、教育など多方面から山羊を捉えて人類と山羊の関わりを深めたいと思っています。